読みました「ひとさじのはちみつ」

本、ひとさじのはちみつ表紙「ひとさじのはちみつ」前田京子 著

この本が書店に平積みされているのを見て、普段からマヌカハニーをひとさじ摂っている私にはピンとくるものがありました。買って良かったとすぐに実感できましたし、見た瞬間「買わなきゃ!」と強く惹かれました。

巻末の「著者からのお願い」にこうあります。1歳未満の乳児には与えるべきでないということ、安全性が高いとされているはちみつでも、全ての人に相性がよいということはありません、自己判断で活用してください、との記載があります。

マヌカハニーについても書かれている

「医療用はちみつ」=「メディカルハニー」との出会い(p11)では、マヌカハニーについて喉の痛みに使ってみたことが書かれています。はちみつの胃薬(p127)では、マヌカハニーが医療として注目を集めた流れが説明されています。私がマヌカハニーを知ったのは、書籍「アンチエイジングの鬼」を読んだからです。そこから、たまたまナチュラル系スーパーで緑のカップのマヌカハニーを見かけて以来、ずっと家に常備するようになりました。

はちみつではみがきすることについて

ミュータンス菌をおさえるので、甘くても虫歯にならないとのこと。歯磨きしたあと、寝る前にはちみつを摂取する事も推奨されていて、驚きました。私も実際にはちみつで歯を磨いてみましたが、歯がツルツルになりましたし、次の日の朝、口の中がいつもよりスッキリしています。もったいないですが、これは素晴らしいなと思いました。

はちみつとビタミンCで見えない敵と戦う

ビタミンCに関して何度も繰り返し書かれていました。抗酸化力が強く、摂取しすぎても体外に排出されます。紫外線が強くなるこれからの季節に、ビタミンCの有用性を再認識しました。放射性物質による被ばくの対策と、紫外線への対策には共通点が多いと書かれています。この部分はとても参考になり、また共感できる部分でした。

本、ひとさじのはちみつ

読みものとしても、読みやすかった

著者の健康への意識は、自然のめぐみへの感謝の気持ちにあふれています。写真やイラストも少ないですが、読んでいてさわやかな気持ちになりました。もし、空気のきれいな地域に住む事になったら、養蜂にチャレンジしてみたくなるくらいの本です。