ネットで、「断捨離」関係の動画を見ると、とても部屋を片付ける気がおきてきます。
もともと家のなかはきれいにしていたつもりですが、これを読むと「すごい!私はまだまだできる!」と、モチベーションがわき上がってきます。
モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活
やましたひでこ著
今までは気持ちよい空間にしたかっただけ
インテリア雑誌を見ても、結局はモノがそとに散乱していなければ、だいたいOKなんじゃないか、と考えていました。みっともない状態でないならいいや、ぐらいなものだったんです。
なので、扉をしめてしまうクロークや押し入れなどは、時間が経つと、混沌としてきます。
捨てられないものがあったときに、考えた
先日、和服を処分しようと考えましたが失敗におわりました。ボリュームを抑えることはできましたが、結局は押し入れの中に置き場所をつくり、しばらくは考えないようにしています。
どうしても捨てられない、このモノに執着する気持ちは、なんなんだろう?
こうした、自分でもわからない執着心が、きっとストレスの元なのでしょう。やっぱり動画だけじゃなくって、本を買って考えてみようかな、というのが購入のきっかけです。
モノを俯瞰できるように
たとえば、大きなテーブルに仕事の書類を並べるとします。上から俯瞰したときに、すべてが把握できる状態は、頭のなかもスッキリとして考え事もはかどり、ミスも少なくなります。
いま、私が片付けたいのは、デスクまわりと押し入れです。今年の3月に終わった仕事をまだ整理できていないし、押し入れにスペースをつくって、もっと上手に活用したい。
すきま時間に読むことができる
本では、キーワードひとつで2~4ページ。好きなところから読めます。シンプルな家の中を少しづつ見せてもらいながら、「こう考えるから、これは要らないのよ」と説明があります。
けして押しつけがましくなく、気持ちいい空間の写真が淡々と並びます。金曜日、仕事の行き帰りに電車で読み、週末の掃除に備えると、ちょうどいい本です。