2017年10月3日まで、銀座itoyaで「mt × MORRIS & Co.」が開催されていました。
itoyaの1Fではレモネード屋さんがあり、とても美味しいのですが、ウィリアム・モリスの展示もしていたようです。
ウイリアム・モリスは、イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動の中心になったデザイナー。手の込んだ美しい壁紙も有名。
手工芸の質の高さは、時代を超えて何度も蘇るんだなあ、と思ってしまう。マステの模様にするなんて、素敵ですね。もったいなくて使えないかもしれないけど。
イギリスに旅行した時に、モリスのデザインを見たくて、博物館に行きました。ロンドンにあるビクトリア&アルバート博物館の食堂は、モリスがデザインしたと言われていて、今でもそこで食事が楽しめます。
紙コップや、トレイ、スタッフのエプロンまでモリスの壁紙の模様。もちろん壁紙はモリスのデザイン。大きなステンドグラスは、窓ごとにデザインが異なり、柱や天井の飾りも凝りに凝っていて見応えがありました。すごいパワフルな仕事なんですよ。
仕事への熱意と、芸術への執念。綺麗なだけじゃないモリスの魂を感じます。