苦労せずして、体重を落とす方法。そんな都合のいいダイエットはないでしょうか。
効果があったのは脂肪燃焼スープ
以前、もっとも効果のあった方法は、脂肪燃焼スープによるものでした。1週間ほどで2〜3キロの体重が落ち、見た目にもボリュームが減ったらしく、数人の方に「痩せたでしょ?」と声をかけていただきました。
自分だけの気のせいではありませんでした。
しかし、脂肪燃焼スープは数日間だけとはいえ、ツラいときがあります。
ゆるーく、厳密にルールを守らずに続けるといいなあ、と思います。
もっとラクなダイエットはないか
もっと楽なダイエットはないのか(カフェでモーニングを食べながら考えることではないのですが)、と考えたときに、素晴らしい本を見つけました。
一生太らない体をつくる「腸健康法」
我慢しないでムリなく痩せる81の方法
藤田紘一郎 著
この藤田先生の書籍は何冊も読んでいます。「脳よりも腸のほうがエライのだ」と、個性的な発言が面白い研究者です。
今回の本では、褐色脂肪細胞についての見解に注目しました。褐色脂肪細胞は、肥満に関係する細胞だということは知っていましたが、うまく活性化させることができるのだと記載されています。
褐色脂肪細胞とは
脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類があります。(中略)「褐色脂肪細胞」とは、脂肪を燃焼させる細胞です。運動などをしなくても脂肪を燃やし、体重を落としてくれる働きを持っています。
(一生太らない体をつくる「腸健康法」より)
褐色脂肪細胞は効率的に脂肪をエネルギー源として消費してくれるので、うまく活性化して肥満を解消しようという研究が進んでいるそうです。
美味しい、楽しいと感じることが重要
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚という感覚が刺激されると、ノルアドレナリンなどのホルモンが分泌されるそうです。このホルモンが褐色脂肪細胞を活性化させ、脂肪の燃焼を導く。なので、食事をするときには「おいしい」ことと「大好きなひとと食べる」ことと「楽しく食べること」が、重要。
炭水化物だから、とか、食物繊維が、とか、そういう食材ではない部分。カロリーとも、一見関係のないことで、脂肪の燃焼具合が変わるわけです。
「楽しい」「好き」という感覚が、脂肪細胞に働きかけているということを知りました。昼食はひとりですが、朝食や夕食は、少しでも楽しい食卓にしたいです。