最近のほうれん草では鉄分の補給がこころもとないので、いっそ鉄瓶でお湯を沸かそうかなとかねてから考えてました。鉄瓶は、良いもので５万円はします。もともと家にあるホーローのポットも気に入っていますし、手入れも難しそう。買うのをためらっていました。私は日本の伝統工芸品が好きなので、家に置くなら気に入ったものを探そうと気長にかまえていたところ、FLYING TIGERで即買いしてしまいました。購入のポイントは３つです。
- 鉄分が補給したかった
- カタチもシンプルだった
- 価格が安かった
１. 鉄分を補給したかった
食べ物から鉄分が補給されているか、というと現代人は総じて少なめではないでしょうか。いつもうなぎを食べられるわけでもないですし、毎日お湯を沸かすたびに少しづつ補給できるなら、非常に有利だと考えました。鉄瓶でなくても、鉄の小さな鍋でもいいかなと思っていました。肌の美しさを保つためにも、血行が良くなることは大きなポイントです。鉄分不足がちょうど気になっていたところに、調理器具からの補給がいいかも、と具体的にイメージがかたまっていました。二子玉川でランチした後、オープンしてにぎわっているFLYING TIGERになんの気なしに入ってみたら、鉄瓶があったんです。
２. カタチもシンプルだった
FLYING TIGERに、日本の伝統的な鉄瓶があるので、非常に驚きました。逆輸入な感じですが、中国製です（笑）。見た目はシンプルで、これなら家においてあっても、いいかなと思いました。グリーンを購入しましたが、ラベンダー色もありました。
３. 価格が安かった
2000円くらいでしたから、本当にお手頃です。欲しい、と思う理由は「鉄分補給」だったり「シンプルなデザイン」ですが、この価格の安さは、買えないと思う理由を打破します。購入をためらったのは、手入れが難しいことです。鉄なのでどうしても錆が出てしまいます。価格が高いと、失敗して無駄にしたらと思うと、ふみきれないのです。この価格ならチャレンジして失敗したら次、と思える金額です。よく考えると、日本製の鉄瓶は5000円くらいでも購入できるのだから、5000円くらいのものから練習してみたら良かったかもしれません。
手入れについて
お湯ですすいでから、使用する。使用後は内部の水を残さない。よく乾燥させる。もし錆が発生しても、ブラシなどで落として、気にせず使え。というようなことが書いてありました。
意外にうるさいことは書いてありません。私は、お湯が沸いたらサーモスのポットにうつして空にしてしまいます。鉄瓶を弱火にかけて20秒ほどかぞえ、火はすぐ止めます。水分をとばして乾燥しているのを確認してしまいます。また、ガスコンロ使用なので、強火は使わず、中火から弱火にあてています。
