たった1個の柚子で柚子湯に

柚子を活用する柚子が出回り始めました。柚子を焼酎で漬けて、柚子酒にしようと考えていたところ、お風呂に浮かべる事もできるなと気づきました。柚子湯というやつですね。柚子湯は、冬至の日にお風呂に浮かべるものですが、なんのために柚子を湯船にいれるのでしょうか。

柚子湯は、冬至の日でないといけないのか?

太陽が出ている時間が、一年でもっとも短い日。2015年は12月22日(火)。厳密に冬至の日だけが柚子湯にいいわけではないようです。「冬至と湯治」をかけて、「融通(ゆず)がきく」というようにお風呂屋さんで始めたキャンペーンが発祥だという説があります。

柚子湯の効果はスゴイ

ちょっと調べてみたら、柚子ってすごいんですね。柚子は、果汁や果皮にビタミンCが多く含まれます。特に果皮に多いです。ビタミンCは肌の保水性を高め、また抗酸化作用がありますので、私はアンチエイジングの効果を期待しています。また、柚子の果皮に含まれるヘスペリジンは、血流を改善する効果があり、コラーゲンの合成促進効果があると報告されているそうです。わかさ生活のHPは、わかりやすくて興味深いです。

参考:わかさ生活 わかさの秘密 http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/citron/

参考:高知県立大学HP http://www.u-kochi.ac.jp/~health/hitikotomemo/story_yuzu.html

柚子の入れ方

本来は、5~6個以上を湯船にぷかぷか浮かべるようですが、できればお酒に漬けたりシロップにしたりして、冬の間のビタミンC補給に役立ってほしいです。なので、1個の柚子だけで柚子湯にしました。

柚子1個を、4つの輪切りにして、お茶パックに入れたまま、湯船に浮かべました。お茶パックに入れたのは、種や果実がお湯に散らばったら掃除がたいへんかなあ、と思ったからです。

たった1個でも、いい香りがして楽しめました。もし、柚子をたくさん使いたくなくても、じゅうぶん楽しめます。

種がとろっとしていた

湯船に種がひとつ残っていました。お茶パックから出ちゃったようです。この種からは透明なネバネバが出ていました。これがきっとペクチンなんでしょうね。ぜひ化粧水を手作りしてみたいな、と思いました。種は化粧水に、果実と果汁、果皮はお酒に。まるまる1個は輪切りでお風呂に。この季節だけの恵みを、保存して活用してみようと思います。

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